世界大百科事典(旧版)内のJuandeGarayの言及
【ブエノス・アイレス】より
… 同市は1536年スペイン人のペドロ・デ・メンドサによりリアチュエロ河岸に創設されたが,41年原住民の襲撃にあって崩壊し,同市の入植者はアスンシオン(現在パラグアイ領)に移住した。その後1580年スペイン人フアン・デ・ガライJuan de Garayにより再建されたが,後背地がメキシコやペルーのように貴金属や熱帯産品などスペイン本国が欲する産物に恵まれず,ペルー植民地の辺境地にとどまっていた。すべての貿易は太平洋岸のリマを通さなければならなかったため,ブエノス・アイレス港は密輸の基地となっていた。…
※「JuandeGaray」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」