世界大百科事典(旧版)内のKandeliacandelの言及
【ヒルギ(漂木)】より
…この幼根は紡錘形で長さ15~40cm,生長すると自体の重さで果実から離れ,垂直に海面上に落下するが,海水が深くてうまく泥土につきささらないものは海中を漂流し,やがて海岸に漂着し活着する。 日本にはヒルギの類はメヒルギKandelia candel (L.) Druce(イラスト)が鹿児島県の喜入町以南に,アカバナヒルギBruguiera gymnorrhiza (L.) Lamk.(一名オヒルギ)(イラスト)とヤエヤマヒルギRhizophora mucronata Lamk.(一名オオバヒルギ)が琉球諸島に産する。どの種も東南アジアの熱帯域海岸に広く分布している。…
※「Kandeliacandel」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」