世界大百科事典(旧版)内のKapp,W.の言及
【カップ一揆】より
…1920年3月13日,ワイマール共和国の革命運動を打倒するため,軍の一部と反共和派政治家が企てたクーデタ。近年では指導者2人の名をとってカップ=リュトウィツ一揆と呼ばれる。ドイツ革命と共和国成立に反対し,戦前の帝政を志向する保守的帝政派・国粋主義者はカップWolfgang Kapp(1858‐1922)を中心に体制の打倒を目ざして国粋連盟を組織,ベルサイユ条約による軍備制限に不満を持つ将軍リュトウィツWalther Freiherr von Lüttwitz(1857‐1942),義勇軍の一部もこれに参加した。…
※「Kapp,W.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」