世界大百科事典(旧版)内のKarlFriedrichの言及
【バーデン】より
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[歴史]
12世紀以降ツェーリングZähring家の下でバーデン辺境伯領が形成されるが,この国は相続による分割と統合を繰り返し,16世紀以降カトリックのバーデン・バーデンBaden‐Badenとプロテスタントのバーデン・ドゥルラハBaden‐Durlachの2邦に整理されるが,両邦ともライン右岸に飛び飛びに領地をもつにすぎなかった。 ドイツの有力な領邦としてのバーデンの発展はドゥルラハ辺境伯カール・フリードリヒKarl Friedrich(1728‐1811)の時代以降のことである。彼は1771年バーデン・バーデンをも相続して両邦を統合,啓蒙絶対主義の改革(農法の改善,農奴制の廃止,拷問の廃止等)を行って国の威信を高めた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」