世界大百科事典(旧版)内のKnight,R.P.の言及
【ピクチュアレスク】より
…プライスの影響下にJ.ナッシュが建築において,またレプトンHumphrey Repton(1752‐1818)が風景式庭園においてピクチュアレスクを定義すべく試みた。さらに芸術愛好家ナイトRichard Payne Knight(1750‐1824)は,《風景画》(1794)や《趣味の原理の分析的研究》(1805)で,ピクチュアレスクについて論じている。ことに後者においてナイトはプライスに反論して,ピクチュアレスクが,対象がある客観的条件を備えていることによって生ずる美的価値であることを否定し,それが対象の純粋に視覚的特質から触発される鑑賞者の連想によって生ずる感動であると主張した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」