世界大百科事典(旧版)内のKossel,A.の言及
【コッセル】より
…ドイツの原子物理学者。核タンパク質の研究で1910年ノーベル生理・医学賞を受賞した生化学者Albrecht Kossel(1853‐1927)の子。11年ハイデルベルク大学で学位取得後,ミュンヘン大学でA.J.ゾンマーフェルトのもとに学び,13年ミュンヘン工科大学に就職,21年以後キール,ダンチヒ,チュービンゲン各大学の教授を歴任。N.ボーアの量子論を発展させてX線スペクトルの放出機構を論じ,原子内電子配置による原子価理論を最初に提出し(1916),化学結合を説明した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」