世界大百科事典(旧版)内のKountche,S.の言及
【ニジェール】より
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[政治]
1967‐74年のサヘル干ばつでニジェールは最大の被害国となったが,ディオリ政権は腐敗と非能率のため適切な救援を行うことができなかった。74年4月,クンチェSeyni Kountche参謀総長がクーデタを起こし,みずから最高軍事評議会議長に就任,軍政をしいた。その後数度のクーデタ未遂事件が起こるなど政情は安定しなかったが,ウラン開発の進展による経済成長に支えられて,クンチェ議長はしだいに権力基盤を固めた。…
※「Kountche,S.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」