世界大百科事典(旧版)内のKurtschakoviumの言及
【超ウラン元素】より
…周期表ウランよりも原子番号の大きい元素,すなわち93番元素以降の元素の総称。1937年,それまで地球上には存在しないと思われていた43番元素がはじめて人工的につくられ,さらに40年ころまでに85番元素や61番元素の製造に成功して以来,天然に存在する最も重い元素のウランよりもさらに重い元素をつくる試みがなされるようになった。そして40年,アメリカのマクミランE.M.McMillanらがウランに中性子を照射して93番元素ネプツニウムをつくり,さらに238Uを重陽子で衝撃して238Npをつくると,これがβ崩壊して94番元素プルトニウムが得られることを見いだした。…
※「Kurtschakovium」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」