Lange,K.(その他表記)LangeK

世界大百科事典(旧版)内のLange,K.の言及

【芸術学】より

…論者も多いが,グロッセErnst Grosse(1862‐1927)は個々の特殊問題から芸術の普遍的本質を導くべきとして,人類学的方法にもとづく研究を提唱し,みずから原始民族の芸術を扱って社会現象としての側面に重点を移した。心理学的方法によるランゲKonrad Lange(1855‐1921)は,美は作用の点であいまいさをとどめぬ芸術に即して研究すべきとし,意識的自己欺瞞(ぎまん)たる幻想(イリュージョン)を説く独自の芸術論を美学として展開した。他方デソアールMax Dessoir(1867‐1947)は美と芸術とは双方の範囲が合致せぬことを重視し,美学と並ぶ〈一般芸術学allgemeine Kunstwissenschaft〉を主張,個々の芸術にはそれぞれ体系的特殊芸術学が成立するが,これら諸学の前提,方法,目的を吟味して重要な成果を総括し比較することを一般芸術学の課題とした。…

※「Lange,K.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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