世界大百科事典(旧版)内のLangerhans,P.の言及
【ランゲルハンス島】より
…膵臓内に分布する島様の構造体で,インシュリン,グルカゴンなどを分泌する内分泌作用を営む。膵島ともいう。一般に数十個から数百個の細胞からなり,直径50~200μmの多角体をなす。膵臓全体に広く分布するが,尾部に多い。ランゲルハンス島には毛細血管が発達しており,分泌されたホルモンはこの血管を経て体内に運ばれる。島をなしている腺細胞には,赤い酸性色素に染まるA細胞,塩基性色素で青紫色に染まるB細胞,鍍銀法で黒く染まるD細胞がある。…
※「Langerhans,P.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」