Lansbury,G.(その他表記)LansburyG

世界大百科事典(旧版)内のLansbury,G.の言及

【デーリー・ヘラルド】より

…イギリスの大衆紙。1912年,ストライキ中の印刷工によって発行され,その後社会主義系の日刊紙に発展し,第1次大戦中週刊紙になったが経営難が続き,戦後ランズベリーGeorge Lansburyが,炭鉱,鉄道など労働組合から資金を集めて19年,日刊紙として再出発した。ランズベリーは編集長として,B.ショー,H.エリス,A.ハクスリーなど多彩な文人を寄稿者に集め,単なる社会主義新聞ではない文化的に活気のある新聞を作った。…

【労働党】より

…しかし大量失業に直面して蔵相P.スノードンは古典的財政政策を固守し,32年の国際金融危機では自由貿易と金本位制維持のためアメリカ,フランスの金融市場からの借入れに頼り,その条件として失業手当削減を含む緊縮財政実施を受け入れたため,労働党政府は分裂崩壊し,31年の挙国内閣(挙国一致内閣)に参加したマクドナルド,スノードンらは党から除名された。 党再建は運輸一般労組のE.ベビンら労働組合会議(TUC)評議会主導の下に行われ,産業国有化,計画経済など社会主義への移行のための政策綱領をまとめ,自由主義経済の呪縛を断ち切る一方で,絶対的平和主義者の党首ランズベリーGeorge Lansbury(1859‐1940)を辞任させ,新党首C.R.アトリーの下にファシズムの脅威に対し集団安全保障政策をとり,挙国政府の宥和政策に対抗した。第2次大戦では政治休戦に応じ,チャーチルの戦時連立内閣に参加した。…

※「Lansbury,G.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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