世界大百科事典(旧版)内のLehman,C.の言及
【ボヘミア・ガラス】より
…ちょうどその頃,神聖ローマ皇帝のルドルフ2世がプラハにその都を置いて,芸術,学問を奨励して,ガラス工人や水晶彫師などを援助したことから,ボヘミア・ガラスが大展開を遂げることになった。名工レーマンCaspar Lehman(n)(1590ころ‐1605)が活動し,無色のガラスに水晶彫の技法を応用した豪華なグラビュール・グラスを生み出したのもこの頃であった。18世紀には約100の工場が林立して最盛期を迎え,製品もテーブル・グラスからクリスタル・シャンデリア,鏡,宝飾品などに大きな広がりをみせた。…
※「Lehman,C.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」