世界大百科事典(旧版)内のLeidseFijnschildersの言及
【ダウ】より
…彼が最も得意としたのは,アーチ型の窓の外から眺めた家庭や商店の室内およびろうそくの火が生む明暗の効果を生かした室内夜景である。ダウ一派の絵は筆触をまったく残さずエナメルのように滑らかに表面を仕上げた精緻な小画面絵画であるため,彼らは一般に〈ライデンの滑沢細密画派Leidse Fijnschilders〉と呼ばれる。彼らの作品は後世においても長らくオランダ風俗画の典型として尊重されたが,印象派の台頭以後はかつてほどの高い評価を博していない。…
※「LeidseFijnschilders」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」