世界大百科事典(旧版)内のLepois,C.の言及
【ヒステリー】より
…子宮遊走説ならびに魔女説という荒唐な推測に基づいて,一方では子宮のマッサージや子宮剔出(てきしゆつ),他方では魔術的治療が行われた時代があったわけである。子宮説に対して脳に問題があるとはじめてみなしたのは,ルポアC.Lepois(1618)であり,情緒因子が一次的だと考えたのはブローディB.C.Brodie(1837)である。しかし,ヒステリーに対してはじめて根拠のある理論を提出したのは,J.M.シャルコー(1887),P.ジャネ(1889),J.ブロイアー(1895),S.フロイト(1895)である。…
※「Lepois,C.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」