世界大百科事典(旧版)内のLexSaxonumの言及
【ザクセン】より
…この結果,早くもルートウィヒ1世治下の831年までには,改宗してまだ日の浅いザクセン全域を九つの司教区がおおい,教会組織の基礎は整えられた。またカール大帝は800年より少し遅い時期に〈ザクセン部族法典Lex Saxonum〉をラテン語で編纂,記述させたが,この成文法の現実妥当性はきわめて疑問視されている。なお,福音書から題材をとった長編叙事詩《ヘーリアント》は,840年ごろに書かれた古ザクセン語の最古,最重要の作品である。…
※「LexSaxonum」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」