世界大百科事典(旧版)内のLincke,R.の言及
【オペレッタ】より
…20世紀に入りレハールF.Lehár(1870‐1948)の豪華なサロン劇《メリー・ウィドー》(1905)や人情喜劇《ほほえみの園》(1929)をはじめ数多くの作品が作られた。一方ベルリン風オペレッタはリンケR.Lincke(1866‐1946)の《ルーナ夫人》(1899)に始まり風刺や活力あふれる簡潔なオペレッタが書かれ,第2次大戦後はアメリカのミュージカルの逆輸入によって1948‐65年に130以上ものオペレッタが作曲された。イギリスでも1875年ころからA.S.サリバンが《ミカド》(1885)その他の風刺的作品で評判をとり,彼の作品はニューヨークで上演されアメリカにオペレッタ旋風を送る。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」