世界大百科事典(旧版)内のloideparticipationの言及
【レビ・ブリュール】より
…邦訳名《未開社会の思惟》)以降の六つの大著では広範囲の民族誌資料によって,神秘的かつ前論理的思考様式の存在を立証しようとした。矛盾律に無関心なこの心性は,〈融即の法則loi de participation〉に従う点で西洋的思考とは異なったタイプに属するとみたのである。晩年はこの二分法を和らげ,死後発表された《手帳》では二つの心性の併存を普遍的に認める立場をとった。…
※「loideparticipation」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」