世界大百科事典(旧版)内のLongley,C.T.の言及
【ランベス会議】より
…カンタベリー大主教が招集者ならびに議長となり,10年に1度,ロンドンの大主教公邸(ランベスLambeth宮)を会場として開催される。世界各地に英国国教会の枝が独立管区として確立するとともに,聖公会全体の一体性を強化する必要が強まったため,1867年,カンタベリー大主教ロングリーCharles Thomas Longleyの招請により,76人の主教が集まって,第1回の会議を開いた。正確には協議会であるため,会議の決定は各管区に対して法的拘束力はもたないが,信仰の一致と継続性を象徴する主教たちの合意として,大きな道義的影響力をもち,とくに教会合同運動の促進に貢献してきた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」