世界大百科事典(旧版)内のLongo,A.の言及
【スカルラッティ】より
…同時に王家の子女の音楽教師としてハープシコードを教え,29年以後は,スペイン皇太子妃となった王女マリア・バルバラに従ってマドリードに移り住んだ。宗教音楽と世俗音楽,声楽と器楽の広範囲にわたる作品があるが,特に重要で今日もよく演奏されるのは,おもにポルトガル,スペイン時代の作品といわれる580曲をこえる鍵盤楽器用ソナタ(単一楽章で簡単な2部形式)で,イタリアのピアノ奏者ロンゴAlessandro Longo(1864‐1945)によって編集されている。【岸本 宏子】。…
※「Longo,A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」