世界大百科事典(旧版)内のLux,H.の言及
【酸・塩基】より
…すなわち固相と気相の上記の反応でも中和反応と考えてよいし,CaOは塩基性酸化物,CO2は酸性酸化物であるといわれるが,これらを塩基と酸と考えようというのである。すなわちルクスH.Luxは1939年,フラッドH.Floodは47年,乾式反応での酸・塩基として,酸化物イオンO2-供与体を塩基,受容体を酸と考える概念を発表している。ブレーンステズ=ローリーのH+を中心とした見方を,H2O⇄2H++O2-からちょうど逆の考え方としているものと考えることができる。…
※「Lux,H.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」