世界大百科事典(旧版)内のLuzin,N.N.の言及
【数学基礎論】より
…ブローエルが提唱した立場は直観主義と呼ばれ,この立場では排中律は一般には成り立たないものとされる。ススリンM.J.Souslinによる解析集合(ボレル集合の拡張)の発見(1917)を端緒として,ルージンN.N.LuzinやシェルピンスキW.Sierpińskiらが精力的に解析集合論,一般に記述集合論と呼ばれる分野の研究に着手したのもこの時代である。彼らも明確に解析学の基礎づけをその視野の中に入れていた。…
【数学パズル】より
…デュードニーは世界最大のパズリストといわれた人で,このような幾何パズルの名作をいくつも作っている。風変りな幾何パズルとしては,ルージンN.N.Luzin(1883‐1950)の問題と呼ばれるものがある。一つの大きな正方形を大きさの異なる小さな正方形で埋め尽くす問題で,当のルージンは不可能であろうと予想した。…
※「Luzin,N.N.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」