世界大百科事典(旧版)内のMöhlinの言及
【青銅器】より
…東方型というのは,古代エジプトの青銅の錐(きり)や鑿(のみ)に側縁の張り出した同工品があるところから名付けられたのであろう。篦(へら)のような刃先をもつ篦斧形,錐のような狭い刃先の錐斧形,鑿の刃先をもつ鑿斧形などの型式があるほか,スイスに分布するメーリンMöhlin型がある。メーリン型はエジプトに同工品がなく,ラケットのような丸い刃縁をもつことが特徴である。…
※「Möhlin」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」