世界大百科事典(旧版)内のM不連続面の言及
【モホロビチッチ不連続面】より
…地下10~数十kmの深さにある地震波速度や密度の急増する境界。M不連続面あるいはモホ面と略称されることが多い。1909年,ユーゴスラビアの地球物理学者モホロビチッチAndrija Mohorovičić(1857‐1936)は,ザグレブ付近で起こった地震の走時曲線が震央距離200km付近で折れ曲がることに気づき,深さ50km付近に地震波速度の急増する面があると考えた。…
※「M不連続面」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」