世界大百科事典(旧版)内の《MaîtrePierrePathelin》の言及
【笑劇】より
… 笑劇はさらに,馬鹿な老人,衒学(げんがく)者,三百代言,いんちき医者など,あらゆる滑稽な人間を対象とする。修道士ギヨーム・アレシスGuillaume Alexis作とも伝えられる《ピエール・パトラン先生Maître Pierre Pathelin》(1464?)は,ぺてん師まがいの代言人パトランを主人公に,だました奴がだまされる,中世笑劇の最高傑作である。【鈴木 康司】。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」