世界大百科事典(旧版)内のMacMahon,H.の言及
【フサイン=マクマホン書簡】より
…第1次世界大戦の直前から,独立アラブ国家の首長たらんとする野望をもつメッカのシャリーフであるフサインは,対オスマン政府反乱と交換にアラブ独立をイギリスに認めさせようとした。彼は,大戦中の1915年7月から16年3月に至る間に,エジプト高等弁務官マクマホンHenry MacMahonと各5通の往復書簡を交わし,イギリスに戦後アラブ王国の独立を承認させ,16年6月の〈アラブ反乱〉に立ち上がった。サイクス=ピコ協定【前田 慶穂】。…
※「MacMahon,H.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」