世界大百科事典(旧版)内のMagnetronicreservisorsystemの言及
【座席予約システム】より
…そこで,1950年代に新技術として発展しつつあったコンピューターの高速な処理能力と大量な情報の蓄積と読み書きできる能力を用いて,座席の予約状態の情報を一元的に管理し,また,データ通信技術を用いて,各地に散在している予約受付窓口から端末装置の操作によって,直接この計算機に予約や解約などの処理を即時に行えるようなオンラインシステムが出現した。1953年にできたアメリカンエアラインズ社のMagnetronic reservisor systemが最初のシステムで,日本では60年の国鉄(現JR)のMARS‐1と近畿日本鉄道のシステムが初めである。国鉄のシステムは,その後発展して〈緑の窓口〉システムとして,1日当り100万座席以上の予約をしている。…
※「Magnetronicreservisorsystem」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」