Mallet-Stevens,R.(その他表記)MalletStevensR

世界大百科事典(旧版)内のMallet-Stevens,R.の言及

【アール・デコ】より

…アール・デコのデザインの源泉としては,キュビスムや黒人彫刻,バレエ・リュッスのオリエンタリズム,アステカや古代エジプトの美術に見られる幾何学的な形態などを指摘することができる。家具ではリュルマンJacques‐Émile Ruhlman(1879‐1933),シューLouis Süe,マールAndré Mare,ジュールダンFrancis Jourdain,グルーAndré Groultなどが,建築ではマレ・ステバンRobert Mallet‐Stevens(1886‐1945),ル・コルビュジエとオザンファンらが,ガラスではマリノMaurice Marinot,ラリック,デコルシュモンFrançois‐Émile Décorchemontらが,それぞれ機能性と装飾性の両極を一つにまとめた新しいデザインをつくり出した。30年代になるとデザインはより機能主義的となり,流線形の傾向を強め,それはカッサンドルCassandre(本名Adolphe Jean‐Marie Mouron,1901‐68)の汽車や船のポスターによく表れている。…

※「Mallet-Stevens,R.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android