世界大百科事典(旧版)内のmarginalproductivitytheoryの言及
【賃金】より
…以上の二つの理論はいずれも,信用創造の手段をもたない工業化以前の社会を念頭において考えだされたものであった。(3)限界生産力説marginal productivity theoryは,元来生産要素の需要理論としての性格を強くもっていた。収穫逓減の原理に企業の利潤極大化行動を結びつけると,〈企業は,労働の限界生産物が追加的に投入された労働の賃金費用を上回るかぎり,労働を投入しつづける〉という命題が得られる。…
※「marginalproductivitytheory」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」