世界大百科事典(旧版)内のMeyer-Schwickerath,G.の言及
【光凝固】より
…光線以外に到達が不可能ともいえる眼底の疾患に対し,病巣の破壊,病勢の進行阻止および好転を図る眼科独特の,直接的な手術である。光凝固は,日食性網膜炎(日食の観察の際に起こる網膜炎)の研究がきっかけとなり,1949年にマイヤー・シュウィッケラートGerhard Meyer‐Schwickerath(1920‐58)によって基礎がひらかれた。ごく初期には実際の太陽光を用いたというが,まもなくキセノンランプを光源とする装置が実用化され,さらに近年のレーザーの開発・応用によって,現在ではアルゴンレーザー光凝固装置が主として用いられる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」