世界大百科事典(旧版)内の《MicrographiaorPhysiologicaldescriptionofMinuteBodies》の言及
【顕微鏡】より
…そのなかで際だった成果はイギリスのR.フックによる細胞の発見であった。彼はコルクの薄片や木炭の断面を観察して,そこに細胞を発見し,詳細な描写を《ミクログラフィアMicrographia or Physiological description of Minute Bodies》という書物にして,公表した(1665)。しかしフックの意図は,コルクや木炭の細胞的構成によって,コルクが軽く弾性に富みじょうぶであるわけや,また木炭の断面の黒く輝く理由を説明しようとすることにあり,生物学的関心とは隔たっていた。…
【フック】より
…【月沢 美代子】。。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」