世界大百科事典(旧版)内のmicroscopicanatomyの言及
【解剖学】より
…しかし解剖学が医学の教育に用いられるようになり,進歩をとげるのは幕末~明治に入ってからである。 現在の解剖学は肉眼的解剖学macroscopic anatomyと顕微鏡的解剖学microscopic anatomyに大別されているが,前者はさらに骨学,靱帯学,筋学,脈管学,神経学,内臓学,感覚器学などに分けられ,後者は組織学histologyとほぼ同義に用いられる。組織学は19世紀ころになって体系づけられた。…
【組織学】より
…特定の構造と機能をもった細胞どうしが目的に応じて集合し,機能上,構造上の合目的性をもった一つの有機体を形成したものを組織といい,この組織という材質の組合せとして生体を研究する学問が組織学である。これに対して,生体を器官という部品からなりたつ構造として,その微小な構築まで研究していく学問は,顕微解剖学microscopic anatomyとよばれる。もっとも組織学と顕微解剖学とはかなり混同して用いられることばで,ときにはほとんど同義語として理解されることもある。…
※「microscopicanatomy」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」