世界大百科事典(旧版)内のNationalairspaceの言及
【領空】より
…国家の領土と領海の上部の空間。領域の一部を構成し,国際法に基づく一定の制限を除き,その国家の完全かつ排他的な主権(領空主権という)に服する。したがって,領海に認められている無害通航権は,領空においては一般的には認められない。つまり,外国の航空機は領域国の許可なしにその領空を飛行したり,着陸することができないのである。しかし,これでは国際交通上非常に不便を来たすので,今日では,国家が2国間または多数国間の条約を結んで,相互に領空の無害航行を認め合うことが一般化している。…
※「Nationalairspace」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」