世界大百科事典(旧版)内のNevanlinna,R.H.の言及
【関数論】より
…ピカールの定理を用いると,たかだか二つを除いたすべての値b∈C∪{∞}を無限回とることがわかる。 この結果を精密化し,統一的に扱う理論が,1930年代にネバンリンナR.Nevanlinnaによって建設された有理型関数の値分布論で,近代関数論の出発点となった。【及川 広太郎】。…
【ネバンリンナ賞】より
…数学における最高の賞とされているフィールズ賞と同日に与えられる。この賞のための基金はフィンランド政府から与えられたので,フィンランドの高名な数学者ネバンリンナR.H.Nevanlinna(1895‐1980)の名が冠せられた。今のところ受賞者数は毎回(4年に1回)1人とされている。…
※「Nevanlinna,R.H.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」