世界大百科事典(旧版)内のnomenspiritualeの言及
【名付親】より
…なお農家や商家でも名付親の慣行は広範にかつ長期にわたり実施されている。【五味 克夫】
[ヨーロッパ]
初期キリスト教時代には洗礼と霊名nomen spiritualeをつけることは別のことであったが,3世紀ごろから霊名をつけることが洗礼の重要な行事となった。原罪が教義として普及すると幼児洗礼を出生後すみやかに行うようになり,母親のかわりに代母が立ち会い,父のかわりに代父が洗礼盤の上で幼児を支える役をするようになった。…
※「nomenspirituale」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」