世界大百科事典(旧版)内の《Nouveauxdialoguesdesmorts》の言及
【フォントネル】より
…パリに出て母方の伯父で,劇作家のトマ・コルネイユの世話をうけ,サロンに出入りし,劇作に手をそめたり,《メルキュール・ギャラン》誌の編集にたずさわる。当時の文壇を二分した〈新旧論争〉では近代派の側について活躍し,《新・死者たちの対話Nouveaux dialogues des morts》(1683)を発表した。この作品は逆説にみちた24編の対話より成り,古代人の絶対的権威を否定して人間の本性が一貫して変わらないことを主張している。…
※「《Nouveauxdialoguesdesmorts》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」