世界大百科事典(旧版)内のNuの言及
【ヌート】より
…古代エジプトの天空の女神。ヘリオポリス神学によれば,大地の神ゲブの妻,オシリス,イシス,セト,ネフテュスの母で,ヘリオポリス九柱神の一人,シューとテフヌートの娘とされる。シューに支えられて,両足と両手を東西の地平線に置いた姿で表されるが,地上に立つ巨大な牝牛の姿をとることもある。体には星辰がちりばめられ,太陽神ラーの聖船が昼夜そこを行き来するとも信じられた。また,原初の水の化身たるヌーNuの妻とも考えられた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」