世界大百科事典(旧版)内のParler,P.の言及
【パルラー家】より
…一族の最初ハインリヒ・フォン・グミュントHeinrich von Gmünd(生没年不詳)は,ドイツ末期ゴシック建築のはじまりをしるすシュウェービッシュ・グミュントの聖十字架教会(ハイリヒクロイツキルヘ)の等高式内陣(1351着工)を造営した。その子ペーターPeter Parler(1330‐99)は,ドイツ皇帝カール4世に招聘されてプラハへ赴き,大聖堂やカール橋の建設に携わる。彫刻をも制作し,大聖堂のみずからの墓碑や胸像群(1365‐85)は,リアリズムの勃興として注目される。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」