世界大百科事典(旧版)内のPaulusIIIの言及
【教皇】より
…ルネサンスの栄華を楽しむレオ10世(1513‐21)の在位中,西欧キリスト教世界は宗教改革による信仰分裂の状況を迎え,教皇職の地位は沈んでしまった。
[近代の諸教皇]
苦悩と希望の中でパウルス3世PaulusIII(1534‐49)は新時代を直視してトリエント公会議を招集した。公会議後の諸教皇には人間的欠点が見られるとしても,教会の最高牧者にふさわしくない教皇は一人もいない。…
※「PaulusIII」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」