世界大百科事典(旧版)内のpermanentrevolutionの言及
【永久革命論】より
…〈永久革命〉という言葉自体はマルクスの1850年3月の共産主義者同盟へのよびかけに由来するが,一般には1905‐06年に定式化されたトロツキーの革命論を永久革命論または永続革命論という。英語ではpermanent revolution。彼によれば,後進国ロシアにおいては,都市ブルジョアジーの弱体と反動性のために,プロレタリアートが政権を掌握するのでなければ当面のブルジョア民主主義革命の課題すら達成することができず,しかもこの場合,革命は不可避的にブルジョア民主主義革命の枠を突破して社会主義革命へと進まざるをえない(いわゆる〈一段階革命論〉)という。…
※「permanentrevolution」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」