世界大百科事典(旧版)内のPerry,M.M.の言及
【細胞分裂】より
…収縮環の径はしだいに小さくなっていき,細胞を二つにくびりきる。 収縮環がアクチン繊維であることは1971年にペリーM.M.Perryらによって,ミオシン分子がアクチン繊維に特異的に方向性をもって配向する現象を利用して証明されたが,収縮環の単離はまだなされていない。細胞質分裂は前述の生細胞への抗体注入実験において抗ミオシン抗体によって抑えられることから,収縮環上のアクチンとミオシンの相互作用の結果起きるものと考えられている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」