世界大百科事典(旧版)内のphotomechanicalprocessの言及
【製版】より
…日本ではあまり行われないが,原版から電型(鉛,蠟,プラスチックなどで原版から型取りした凹凸反対になっている型)をとり,電気分解を利用して電型の上に金属を電着させて作る電鋳版(電気版,電胎版ともいう)も機械的な製版方法といえる。
[写真的方法による製版]
いわゆる写真製版photomechanical processと呼ばれているもので,活版とその複製版を除いてほとんどがこの方法によっている。ひとくちにいえば光に感じて性質を変える物質をうまく利用して版を作るのが写真製版であって,4版式,つまり凸版,平版,凹版,孔版いずれにも利用される。…
※「photomechanicalprocess」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」