世界大百科事典(旧版)内のpilotomayorの言及
【通商院】より
…(4)訴訟審理 新大陸貿易にまつわる違法行為,公海上での不法行為に関する民事・刑事訴訟の審理を行ったが,死刑・切断刑については,インディアス枢機会議の判断にゆだねられた。(5)航海術の訓練 1508年通商院の役職の一つとしてピロト・マヨールpiloto mayor(主席航海士)が設けられて以後,海図・新発見地の地図の作製をはじめとする航海術の資料収集と研究,航海士の養成と資格認定も通商院の重要な任務の一つとなった。このほか,遺言を残さずに死亡した植民者の財産や植民地の国庫を管理する任務も通商院に与えられていた。…
※「pilotomayor」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」