世界大百科事典(旧版)内のPomponiusGauricusの言及
【人相学】より
…とくに当時の芸術家たちは,古代の神々やイエス・キリストとその使徒らの容貌を,その性格やたどった運命にかなうように描く必要から,人相学を研究した。ポンポニウス・ガウリクスPomponius Gauricusの《彫刻論》は人相学も論じ,グロテスクな横顔の素描を描いたレオナルド・ダ・ビンチも人相学に興味を示し,鼻の形に注目している。また,A.デューラーは多血質,胆汁質,粘液質,憂鬱(ゆううつ)質などのいわゆる四性論にもとづいた人相学に凝って多くの作品を描いている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」