世界大百科事典(旧版)内のQuercuslusitanicavar.infectoriaの言及
【インクタマバチ】より
…幼虫はナラ類の小枝に直径15~20mm,ほぼ球形の虫こぶをつくる。この虫こぶは没食子(ぼつしよくし∥もつしよくし)と呼ばれ,とくにQuercus lusitanica var.infectoriaというナラにつくられた虫こぶは,タンニンを70%近くも含んでいる。このため古くから,イラン,トルコ,ギリシアなどからヨーロッパに輸出され,インキの製造,染色,皮なめしに用いられてきた。…
※「Quercuslusitanicavar.infectoria」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」