世界大百科事典(旧版)内のRákócziF.の言及
【ラーコーツィ・フェレンツの解放戦争】より
…オスマン帝国撤退後のハンガリーで起こった反ハプスブルク独立戦争。1699年のカルロビツ条約でオスマン帝国がハンガリーの支配権を放棄すると,ハンガリー全土はハプスブルク家の世襲領邦の地位に落とされ,ハプスブルク政府による絶対主義が導入された。それに対して,ハンガリー支配階級の多くや農民,匪賊,クルツkurcと呼ばれる義勇兵らの不満が高まった。不満はすでに1677年にトカイ地方での農民暴動となっていた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」