世界大百科事典(旧版)内のRaškaの言及
【セルビア】より
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【歴史】
[中世セルビア王国の建国]
7世紀初頭にバルカン西部に南下・定住した南スラブ系のセルビア人は,当初,族長(ジュパンžupan)に率いられた諸部族に分かれ対立・抗争を続けていた。その領域はラシュカRaška(現在のセルビア南西部),ゼータZeta(モンテネグロ),フムHum(ヘルツェゴビナ)に及んだ。8世紀から12世紀にかけて,セルビア人の南部地域は隣接するブルガリア王国やビザンティン帝国の強い影響を受け,その支配下に入った。…
※「Raška」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」