世界大百科事典(旧版)内のRaabe,H.の言及
【マルクーゼ】より
…ベルリンでユダヤ人実業家の子に生まれ,ベルリンとフライブルクの大学で哲学を学んだ。その後ワイマール期ドイツで,ハインツ・ラーベHeinz Raabeというペン・ネームでジャーナリストとして評論や劇評に健筆をふるって注目されたが,ナチスの台頭とともにフランス,さらにアメリカに亡命,1945年以降南カリフォルニア大学の哲学・ドイツ文学教授となった。第2次世界大戦後は西ドイツの新聞に寄稿して,評論家として活躍した。…
※「Raabe,H.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」