radicalmetaphor(その他表記)radicalmetaphor

世界大百科事典(旧版)内のradicalmetaphorの言及

【形而上詩】より

…これを〈形而上詩〉と呼ぶ呼称については,同じ17世紀のW.ドラモンド,J.ドライデン,次の18世紀のジョンソン博士らが,〈衒学(げんがく)的〉〈過度に知的〉といった非難に近い意味に用いたことに始まる。すなわち17~18世紀の新古典主義的な流れのなかでは低い評価しか与えられなかったのであるが,19世紀のロマン主義時代になると,一部ながら形而上詩が駆使した〈根元暗喩radical metaphor〉や,これを支えた強い想像力に対する新しい認識がおこりはじめた。 そして20世紀に入ると,H.J.C.グリアソンによる新しい《ダン詩集》(1912)の刊行や,T.S.エリオットによる再評価(《形而上詩人論》1921)などがあって,まことに目ざましい復興がおこった。…

※「radicalmetaphor」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android