世界大百科事典(旧版)内のrauḍaの言及
【庭園】より
…【田中 淡】
【イスラム】
イスラム世界ではペルシア語に由来するブスターンbustān(〈かぐわしい所〉の意)が庭園を指す用語として広く使われてきたが,この語は同時に菜園,果樹園を指すこともある。また楽園をも意味するジャンナjanna,フィルダウスfirdausのほかラウダrauḍa,バーグbāgh,ハディーカḥadīqaなど,庭園を指す言葉は少なくない。 イスラム世界の中心となる西アジア,北アフリカの国々のほとんどは乾燥地帯に位置し,集落を取り巻くのは不毛の砂漠か荒野である。…
※「rauḍa」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」