世界大百科事典(旧版)内のrealizationbasisの言及
【発生主義】より
…考え方により,財の経済価値は,生産過程を通じて徐々に増加するとみられたり,また市場価格の上昇により増加するとみられたりする。しかし,企業の活動業績を適切な形で把握しようとする企業会計においては,収益が確実に企業の帰属となる事実こそ,財の経済価値の増加と考えるのが妥当であることから,収益についてはその事実を重視し,とくにそれを実現主義realization basisと呼ぶ。実現主義とは,原則的には,販売という事実(販売基準)に基づき財の経済価値の増加を認め,収益を認識・計上することをいう。…
※「realizationbasis」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」